独立・開業の方法を、公認会計士・税理士小松由和が解説するホームページです。

独立・開業の計画書

 独立開業のホームページや本を見ていると、独立開業前にはマトリックス方式で表を作れとか、細かく独立計画を表にしようとかあります。私は細かい計画表には不賛同です。なぜならば、開業前は独立開業しようとしている人の本能が動物並みになっているからです。毛穴が開いて自分の感度を最大に世の中の流れを読み取ろうとしている人が、突然クラークのような細かい事務作業をやると言うのは無理があります。私なりには独立開業者が作るべきだと思っているのは自分の「長所・短所表」と「開業資金計画表」の2つです。

1.長所・短所表
1.長所・短所表

「長所・短所表」とは文字通り、独立開業しようとする人が自己の持つ長所と短所をまとめたものです。
試しに作ってみると以下の通りになります。左欄が長所、右欄が短所になります。



【長所・短所表(例)】

長  所 短  所
人脈がある 資金力がない
マーケティングが得意 経理事務が苦手
精神力が強い 市場が飽和状態である
コンピュータに強い 労務管理が苦手である
特許を持っている 過疎地で開業する
営業場所が好立地
分析力がある

DLへ【ダウンロード】

2.開業資金計画表
2.開業資金計画表

「開業資金計画表」とは開業時にかかる資金とその資金調達先をまとめた表です。左欄に費消資金、右欄に調達資金を記入します。注意して欲しいのは左欄に開業後の予想運転資金を書き込むことです。運転資金を計画に入れていないと開業した瞬間に資金が枯渇するというとんでもない事態になります。運転資金は開業後3ヶ月以内に使う資金が目安となるでしょう。

【開業資金計画表(簡易例)】

資 金 計 画 表
必要資金 調達方法
【費  用】 【予  算】 【資  金】 【金  額】
事務所合計 1000万 自己資金合計 1200万
内装工事合計 640万 出資合計 300万
備品合計 100万

設立費合計 60万

運転資金(3ヶ月) 300万

必要資金合計 2100万 調達資金合計 1500万

残  金 -600万

DLへ【詳細な表をダウンロード】